顎関節症

関節症について

顎関節症の患者が抱える主な悩みは、日常生活に支障をきたす症状が長期間続くことです。

口を開ける、食事をする、話すといった基本的な動作で痛みや違和感を感じるため、食事や会話に不便さを覚えることがあります。

また、症状が悪化すると頭痛や肩こりを伴う場合もあり、生活の質が低下します。

さらに、顎の音や動きの制限が周囲に気づかれ、不安感やストレスが増加することも少なくありません。

症状

顎の痛み

口を開けたり閉じたりする際に、顎関節やその周囲に痛みを感じます。

開口障害

口が大きく開かない、または開ける際に引っかかりを感じることがあります。

顎の音

顎を動かすときに「カクカク」「ポキポキ」といった音がする場合があります。

その他の症状

頭痛、首や肩のこり、耳鳴り、目の疲れなどが併発することがあります。

原因

噛み合わせの問題

歯の噛み合わせが悪いことが、顎関節や周囲の筋肉に負担をかける原因となります。

ストレス

精神的なストレスが原因で、無意識に歯を食いしばったり、顎に力を入れることで発症する場合があります。

姿勢の悪さ

猫背や長時間のデスクワークなど、姿勢が悪いことが顎関節に負担を与える原因となります。

外傷や負荷

顎に強い衝撃を受けた場合や、硬い食べ物を無理に噛むことで関節や筋肉が損傷することがあります。

生活習慣

片側だけで物を噛む癖や、頬杖をつく癖が顎関節に偏った負担をかけます。

対処法

安静と負担軽減

顎関節への負担を減らすため、硬い食べ物やガムを避け、柔らかい食事を心がけます。

口を大きく開ける動作を控えることも重要です。

リハビリテーション

口周りの筋肉を緩めるストレッチやマッサージを行い、筋肉の緊張を和らげます。

マウスピースの使用

歯科医で作成したマウスピースを使用することで、噛み合わせを調整し、顎関節への負担を軽減します。

薬物療法

痛みや炎症を抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が処方されることがあります。

必要に応じて筋弛緩剤や抗不安薬も使用されます。

生活習慣の改善

正しい姿勢を心がけ、歯を食いしばる癖を意識的に改善します。

ストレス管理も症状の軽減に役立ちます。

歯科治療

噛み合わせの調整や、必要に応じて歯列矯正を行い、根本的な原因にアプローチします。

温熱療法と冷却療法

痛みが強い場合は冷やし、筋肉の緊張を緩める際には温めることが効果的です。

カウンセリング

ストレスが原因の場合、心理カウンセリングやリラクゼーション法が症状緩和に役立ちます。

定期的な診察

症状が改善しない場合や悪化する場合は、歯科医や口腔外科を受診して適切な治療を受けることが必要です。

顎関節症は早期の治療が症状の進行を防ぐ鍵となります。

セルフ整体

スクロールできます

整体を受けられた方の声

顎の痛みがなくなりました!
学生の頃から顎関節症で悩んでいて顎が外れたこともあります。
そのせいか頭痛にも悩まされていました。
最近は痛みが少しある程度だったのですが、急に顎が痛くなったのでこちらに連絡させていただきました。
見ていただくと顎の問題だけでなく全身の歪みや内臓の疲れた結果が顎に出ていると説明してくれました。
確かに昔から姿勢や癖が悪かったのは自分でも理解しておりました。
整体をやってもらうと顎の痛みが緩和しています。
また、肩や首まですっきりしていたのでこれは!と思い通わせていただきました。
結果、今は顎の痛みはなく口を開けるときにする音もかなり半減しました。
頭痛もなくなり仕事に集中できています。
顎関節、頭痛にお悩みの方にお勧めです。
森木さん 50代 講師