
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎について
潰瘍性大腸炎を抱える患者の主な悩みは、症状が生活の質に大きな影響を与えることです。
下痢や腹痛、血便などの症状により、外出や仕事、学業が困難になる場合があります。
また、症状が再発しやすいため、常に症状が戻るのではないかという不安を抱えています。
慢性疾患であることから治療が長期化し、精神的な負担や経済的な負担を感じる患者も少なくありません。
症状
下痢
頻繁な下痢が特徴で、特に夜間に症状が強くなることがあります。
腹痛
下腹部に痛みを感じることが多く、排便後に軽減する場合があります。
血便
便に血が混じることがあり、進行するにつれて症状が顕著になります。
発熱や倦怠感
腸の炎症が全身に影響を与え、微熱や疲労感が続くことがあります。
体重減少
長期間の症状により食欲が低下し、体重が減少することがあります。
種類
軽症
下痢や腹痛が軽度で、日常生活に大きな支障をきたさない段階です。
中等症
下痢や血便が増え、腹痛が強くなる段階です。
倦怠感や食欲不振を伴うことがあります。
重症
頻繁な下痢や大量の血便が見られ、全身の状態が悪化する段階です。
緊急の治療が必要になる場合があります。
原因
免疫異常
自己免疫反応が過剰に働き、腸の粘膜を攻撃して炎症を引き起こします。
遺伝的要因
家族内での発症例が見られることがあり、遺伝的な影響が考えられます。
環境要因
食生活やストレス、腸内細菌のバランスが病気の発症や悪化に影響する場合があります。
感染症
一部の腸内感染が引き金となり、炎症が慢性化することがあります。
対処法
薬物療法
炎症を抑えるために5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤やステロイド薬が使用されます。
免疫抑制剤や生物学的製剤も重症例に効果的です。
食事療法
消化に優しい食品を中心に取り、脂っこいものや刺激物を避けます。
低残渣食や栄養補助食品が症状緩和に役立つ場合があります。
ストレス管理
ストレスが症状を悪化させることがあるため、リラクゼーション法や趣味を取り入れます。
生活習慣の見直し
規則正しい生活リズムを心がけ、十分な睡眠を確保します。
適度な運動が腸の健康を保つのに役立ちます。
手術療法
薬物療法で効果が得られない場合、外科的に炎症部分を切除することが検討されます。
手術により症状が大幅に改善する場合があります。
定期的な医療チェック
病状の進行を防ぐため、定期的に医師の診察を受け、治療計画を見直します。
心理的支援
慢性疾患に伴う不安やストレスを軽減するため、カウンセリングを受けることが有効です。
支援ネットワークの活用
同じ病気を持つ人々と交流することで情報を共有し、孤立感を減らします。
喜びの声

「普段の生活が送れるように!」
年末に、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、下痢と出血が続き、日に日に体調も悪化し、主治医の先生と入院の相談をしていた折に、藁にもすがるおもいで、こちらの整体に通いはじめました。
病院でのエンタイビオ点滴治療と併用しながら、整体には週1で通い、一時的に出血量が増え、だるさ、腹痛もあり、このまま続けてよいのか不安になりましたが、頑張って通い続け、教わったセルフ整体も自宅で毎日続けていくうちに体調が変化してきたのです。
腹痛が次第におさまっていき、トイレに行く回数が激減。一番驚いたのは、大量の出血が日に日に減っていき、ついには2ヶ月以上も続いた出血と下痢も止まりました。
数年前から、ぶり返すようになりその度、入院になっていたのに、今回は入院せずに寛解に至りました。
現在は寛解時に飲んでいる薬と8週間に一度の点滴のみで、普段の生活を送れています。信じられませんが、また好きなものも食べられるようになり、普通に仕事もできています。私と同じ病気の方はもちろん、治らない病気と言われても、諦めないでほしいです!これからも先生からいろいろ教わりながら自分の身体と向き合い、元気に暮らしていきたいと思います!
google口コミより原文ママ